倫敦市の人々

指の付け根まで、深々と突き刺さるラミアの手刀。

そのまま指を曲げ、ジャックの腹の中を抉る!

「ぐぅっ!」

呻き声と共に血の筋を口元に滴らせるジャック。

しかし!

「がはっ!」

それは即ち、ラミアもジャックの間合いに入ってしまったという事。

高周波ブレードが、ラミアの腹に突き立てられた。

ダメージはほぼ互角。

相討ちだ。

「いいわ…いいわよジャック!」

手刀を横薙ぎに振って、ジャックの傷を広げるラミア。

「イカレ女め!」

ジャックもラミアを蹴り剥がして高周波ブレードを抜く。

壮絶なまでの殺し合いだった。