「あの…」
美弦が助かった事で空気が弛緩する中、椎奈が闇珠に近づく。
「有り難うございました」
「な…」
目を丸くして驚く闇珠。
「何のお礼?私達は貴女達に敵対している存在よ?椎奈、貴女をも連れ去ろうとしている存在なのよ?」
「でも」
椎奈は笑顔を見せる。
「貴女達が迅速な判断をしてくれたお陰で、美弦君は右腕を失わずに済みました…貴女達がいなかったら、右腕だけじゃなく、命まで失ってたかもしれません」
敵味方の区別なく、感謝の意を見せる椎奈に、闇珠、彩、美麗の三人は顔を見合わせる。
美弦が助かった事で空気が弛緩する中、椎奈が闇珠に近づく。
「有り難うございました」
「な…」
目を丸くして驚く闇珠。
「何のお礼?私達は貴女達に敵対している存在よ?椎奈、貴女をも連れ去ろうとしている存在なのよ?」
「でも」
椎奈は笑顔を見せる。
「貴女達が迅速な判断をしてくれたお陰で、美弦君は右腕を失わずに済みました…貴女達がいなかったら、右腕だけじゃなく、命まで失ってたかもしれません」
敵味方の区別なく、感謝の意を見せる椎奈に、闇珠、彩、美麗の三人は顔を見合わせる。


