2000pv突破しました^_^!叫びたいほど俺はお前を世界で一番愛している

翌日、僕と柳田は坂井の実家にいた。




ちょうど日曜日だった。




去年の今頃の光景を思い出す。



あの時は今日の3倍くらいはいたよな。




3回忌目にはさらにこの半分になるだろう。




いや、それこそ近い親戚のみでやるだろう。



そんなものだ。


時間というものは残酷なものだ。



そうでなければ人は前に進めないから。去年はそのまま制服で参列したが、今年は親父の喪服を借りた。



少しぶかぶかだったが着れないほどではなかった。



去年だったら全然着れなかっただろう。




僕もそれだけ成長してしまったということだ。


俺と柳田は坂井の両親に挨拶し、座敷の仏壇に、鈴を鳴らしお焼香と合掌礼拝をすませた。