この日は白雪姫様の7歳の誕生日です。


白雪姫様は月日が流れるにつれて大人びた表情になり

肌は雪のように白く、唇は血のように赤く、髪は黒檀のように黒く
とても美しい容姿に育っていきました。


しかし、王妃様は白雪姫様のことよりも自分の美を気にしていたのか、



白雪姫様の誕生日を祝いもせず、いつものように魔法の鏡と向かい合っていたのでした。