「そ、それで?あなたはどうしたらいいと思ってらっしゃるのかしら??」

「そうですね〜、わからないです!」

ニカッと笑った顔は、お日様に照らされて眩しかった。

それに、分からないって...あなたにわからないものが私にわかるわけないのに...

そんなことを思っていた。

「あ、あのぉ?な、凪さん?」

何もはなさなくなった私に心配して顔をのぞき込んできた。

「え、あぁ...ごめんなさいね。」

ハッと顔をあげた。

「誰に向けた言葉なのでしょうか。」

そう言って腕を組み深く考えていた。

「さぁ?わからないわ。」

そう言って、席をたった。