「あたしも」


「あ?」


「あたしだって、チビって言われた!」


「だってそれは、いいだろ」


はいー?


「バカは、悪口。チビは、ほめ言葉にもなる」


「ならないならない。屁理屈でしかないから」


「なら、そう思ってあきらめろ。おまえは、罰ゲームで俺と、遊園地で遊ぶんだ」


もう、こいつほんっとうにバカだ、こいつに何言っても無駄だ


なら・・・逃げる!


いま、この会話の間で腕は離されている


「なら、ちょっと家に寄ってからまたここで集まろ?」


「なんで?」


「いやーケータイ忘れてきたんだよ」


ほんとは持ってきてるけどね・・・


「あれ?おまえ休憩中ゲームやって遊んでたじゃん」