リノリウムの床を踏む。日に照らされた白が反射して、足跡をうっすら残す。

新緑の季節。深い青に浮かぶ雲がゆらゆらと流れていく。

私は、その深い青に染まる空を眺めるのが好きだった。終わりも始まりもないその青に飛び込みいと常々思う。

小説の読みすぎだろうか。