「高野、送る。」 「え、いいよ!1人で」 「アホか。女1人で帰らせられるかよ。文句言わずに送られろ。」 「は?」 なにその俺様発言…送られろ? 「天、お前部活だろ?」 「おー!気をつけて帰れなー」 千崎はすでにあのメガネをかけていた。 「ほら、行くぞ」 そう言って歩き出した。 「ちょっ!!天くん!じゃね!」 おいてかれる!! あたしは千崎のあとを歩いた。