「私は夕凪 依亜です。よろしくお願いします」


ペコっとお辞儀をしてから、みんなを見ると何故か固まっていた。


あれ、何で固まってんだ?


もしかして苗字でか?


いや、シルバープリンセスって知ってんだ。


シルバープリンセスが夕凪の者って言う事も知ってるはずだ。


じゃ、何が理由で?


うわ、気になるな…。


「あの…どうかされましたか?」


「いえ、あなたの名前が…僕達の探してる方と同じ名前だったので…」