銀髪姫と不良幹部

「それよりなんで3人がここに…」


ここは空港だ。


周りにはマスコミもいる。


いつもの口調で話せないから、違和感半端ない。


史音達と話す時は男口調だったしな。


そういえば、あのパーティのときもそうだったな。


あの時は本当に焦った。


隠し通す自信はあったが、史音は鋭いからな。


雄吾も史音ほどではないが、鋭い方だしな。


「何でって…お見送り?」


顎に人差し指を置き、顔を傾ける史音。


おい、何で疑問系なんだよ。


つぅか、狙ってそれやってんのか?


うん、ぜってぇ狙ってやってるな。


「依亜と会えるのは当分先ですからね」


なるほど。


私がいつ帰ってくるかわからないから、最後に見送りに行こうとなったわけだ。