銀髪姫と不良幹部

「シルバープリンセス⁉︎」


サラッと銀髪が落ちてくる。


それを見た雄吾が叫ぶ。


その叫びに、他の者もこっちを見る。


その中で殺気を放ってるのが一名…。


「…おい、黒髪はどうした」


おいおい、そんなに睨むなよ。


皺が取れなくなってもしらんぞ?


史音さん?


「あれウィッグ。さっき取られたんだよ」


あれさえなければ、黒髪で来てたっつぅの。


「あー、ほらほら。よそ見するな。後でちゃんと話すから」


気になんのは分かるが、場合を考えろ。