銀髪姫と不良幹部

それに、よく考えたら今の私の格好は、月影にも近い。


月影の時も今も、髪は黒髪だし。


バレる可能性が高い。


つぅか、莉央は分かっててやるからたちが悪い。


智也といい、妙に頭が働く奴ばかりだ。


心で溜め息をつき、静かに史音に近づいた。


「あの…鳴海史音さんですか?」


史音に向かって敬語とか…違和感ありまくりなんだが…。


「え?あ、はい。僕です」


「じゃ、俺は教室に戻ってんな。早よこいよー」


「うん」


禅はそういうと、教室へと入って行った。


良かった。


これで少しは楽になる。