銀髪姫と不良幹部

「探して探して…やっと見つけたのに…」


史音の手を掴んでいた手を強く握られる。


「依亜っ…会いたいよ…っ」


私だって…っ。


私だって会いたいっ!!


だけど会えないんだ!


私は史音を…みんなを守らないといけなかったのに…。


総長という立場を捨て、勝手にやめて…。


挙句の果て、悩んで…。


後悔する生き方はしたくなかった。


だけど今の私は、どう考えても後悔しまくりだ。


あの時…私が選択を間違えなかったら…。


今、私達は笑い合えていただろうか?