「ホンマや。女…やな。なんや、男っぽい奴やな。智也の知り合いなんか?」


男っぽくて悪かったな!!


「禅、失礼な事は言ってはいけません。それにしても、どこかで見た事がある気がしますね…」


雄吾鋭すぎぜ。


後ろ姿しか見えないはずだろ⁉︎


顔見えないのに…後ろ姿でとか驚きもんだぞ⁉︎


「んあ?知ってるはずぜ?」


「は?」


と、智也⁉︎


何言う気だ⁉︎


驚いていると、いきなり腕を引っ張られ、智也の前に出た。