銀髪姫と不良幹部

「ありまくりだな。つか、智也が何でここにいるのかもわからねぇ」


おお、眉間にシワが!!


そんなにシワ寄せると戻らなくなるって。


その怖い顔でずっと過ごすのは辛いぞ?


「何で俺の名前を知ってんだよ」


「他にもいろいろ知ってるぞ?小さい頃のあだ名はとーちゃんで、髪を紫にしたのは好きなアニメのキャラが紫だったから」


指を折りながら、次々とあげていく。


当たっているせいか、だんだんと智也の顔が青ざめいく。