銀髪姫と不良幹部

あってもおかしくねぇよな。


だって私はあいつらを捨てたと同じようなもんだ。


はぁ…自分でやった事に落ち込むってありえねぇ。


早くこの場を去りたい。


だけど、帰り道をあいつらが塞いでんだよなぁ…。


「禅うるせぇ。少しは黙って探せや」


「ひっ。わ、わかっとるって!だからそない睨むなや!」


こ、この口が悪い男はまさか…。


私の予想があっていれば多分あいつ…。