銀髪姫と不良幹部

今はそんな事をしている場合じゃなかったんだ。


早く街に行って情報収集に行かねぇと。


止まっていた足を街へと動かした。


現在20時か。


意外と人がいるな。


これくらいいるなら、1人くらいは何か知ってるよな。


知らなかったら、吐き出させるまで。


「血桜あぁぁあぁぁ!!仲間の仇だあぁぁあぁぁ!!」


叫びながらこっちに向かってくる男。