紺「今度の暗殺対象は、この女だ。」
紫「どれどれ…てこれ吉原の吉野家だっけ?の花魁じゃん!名前は…お初だっけか」
紺「!…よく知っているな…」
紫「……まあ、昔仕事で吉原行った事あるし。人を見る目はそれなりにあるつもりですのでね。」
紺「…そうか…
まぁいい。それより、大丈夫だよな?」
紫「何がですか?」
紺「仕事だ。」
紫「当たり前です!
私に出来ない仕事なんて、ありません!」
紺「地味に恐ろしい事を言うな…
ならば、お前が最も愛する者が居たとして、お前は仕事だと言って其奴を殺すことが出来るか?」
紫「…それが、仕事なら…一族諸共滅ぼしましょう。」
紺「…まあいい。
後で、使いの者を出しておく。
お前の病院へいかせる。よろしく頼むぞ。」
紫「…(ニコッ)お任せを」