雨の日のふたり

「オマエこそ平気なのかよ。こんな時間までほっつきあるいて」

「ちゃんと言ってあるし、私には時差って言う強い見方がいるので問題ない。笑」





「ぁ、きた。」

「ん」





人はほとんど、、や、全然いない車内。

雨が窓を叩きつける。




やっぱり心配になったのかスマホを取り出した彼。


彼女はまだ起きてたみたいで「今、電車乗ったからもうすぐ帰る」って声が聞こえた






聞くつもりはないけど隣でいつもみたいに話すから・・・






スマホをポッケにしまいこんでる彼に声をかける。

「駅でわかれよ。」


「・・・・・・・」