雨の日のふたり

「なんで?」

「晴天の霹靂って突発的な思いもしない出来事ってことでなんかあんまり聞こえが良くない気がするけど・・・」

「うるさいよオマエは。予期せぬことは良くも悪くもあるだろ。」



「あ、、そうか」


そんな私たちを見ながら微笑んでいる同級生の顔は穏やかでちょっとうらやましく思えた。