「私は悪の妖精。リーミーは水。プーリーは火ね。」

ユランが考え始める。

しばらくして、彼女はフフンと笑った。

「リーミーが水を暴れさせて、プーリーは調理中の火を強める。私は昼を夜に変えちゃうわ」

……楽しそうだ。

リーミーもニコニコする。

「それじゃあ行こうか!!」

私たちは空を飛び出した。