専心する
我忘れることなかれ
罪被りし神に望む血
祖は死に至り死ぬ

罪汚れるならば
洗えど清めど
罪は無い



峰坂「な、なんだお前は!?」


俺の目の前には一人の光輝く鏡をもった女性がいた。


明鏡止水「我の名、明鏡止水と言う。己に問う。我の力が欲しいか?」


峰坂「え!?…あー…っ取りあえず欲しいです!」


明鏡止水「ならば詠唱せよ。」



専心する
我忘れることなかれ
罪被りし神に望む血
祖は死に至り死ぬ

罪汚れるならば
洗えど清めど
罪は無い



明鏡止水「この言葉を…。」


明鏡止水とか言うやつの鏡が光る


明鏡止水「我、力授けし。己、望んだ。手を貸す。」


そう言うと、薄い無数の六角形の鏡がカッターの様に飛んできた。


峰坂「えっ?手貸してくれるんじゃなかったの!?ちょっと待って俺死ぬの!」


明鏡止水「全ては己に対する力。我は望する。」


俺の体を鏡が切り刻もうとする。


峰坂「ちょっ待って…ギャーーーーーー!!!!」

鬼山「何がギャーーーーじゃ!!」


ゴン









…気が付くと、目の前には鬼山が立っていた。


鬼山は鉄拳パンチを放つと同時に俺のもとにさっさと離れた。


リカとどっかの誰かさんとメガネはクスクス笑っていた。