「なんだなんだ、お前ら青春してんなぁっ!」 マサがワハハと笑いながら、俺と愁季の肩をバシバシと叩く。 ……地味にすっげぇ痛ぇ。 「愁季はともかく、俺まで巻き込むな」 俺は誰も好きじゃねぇ。 「悩んだ時は相談しろよ!人生の先輩がアドバイスしてやる!」 ……聞いてねぇし。 それから仕事の時間になって、俺たちは目的地に向かった。 今回の仕事は前回と同じ、不良共の始末。 別のゲームセンターでの仕事だ。