「そろそろ出ようか」
「そうだね」
私達は会計を済ませて店から出た。
「このあと、どうする?」
「んー……あ、シュシュとか小物が欲しい!」
「じゃあ行こっか」
ってことで、出発!
歩いてお店に向かう途中、私は彼のことを考えていた。
年上かな?同い年かな?
年下……には見えなかったから違うか。
んー……年上より同い年がいいなー。
年上だと、なんか距離がありそうで寂しいし。
同じ高校がよかったけど、私女子校だから無理だし……。
どこの高校なんだろう?
「ね!南波、どう思う!?」
「何が!?急に話を振るな、バカ」
バカじゃないよー!!