愁季くんは何やら考えてから

「んー、仕事かな♪」


って、言った。



し、仕事?



「仕事ってな……」

「見てれば分かるよ」



愁季くんはそう言うと、龍牙の隣に並んだ。


「な、何だよテメェら!!」


男達が二人の迫力に押されて、少し後ずさりする。



「さてと、龍牙……行きますか」

「一分で終わらすぞ」

「りょーかい」



二人は男達に向かって行くと、次々とねじ伏せていった。


つ、強いっ……!!

なんか、ケンカの仕方がプロってるんですけど……!?