もう、怖いものなんてない。 私はひとりじゃない。 両親がいてくれる。 愁季くんも、南波もいてくれる。 そして、大好きな龍牙がいてくれる。 どんなにツライ過去も、乗り越えていける。 「龍牙、大好き」 私はもう、逃げたりしない。