「……やってみれば?俺は絶対好きにならないけど」
呆れたようにそう言った龍牙くん。
そんなこと言ってられるのは今のうちだけだからな!!
なんて思いながら、私は早速龍牙くんにせまった。
「そういうことだから、私、今日から龍牙くんに振り向いてもらえるように頑張ります!!……早速なんだけど、龍牙くんて何年生?」
うん。
これ重要。
まず歳を聞くのが当たり前でしょ。
すると、またもや面倒くさそうに龍牙くんが答えた。
「……今度から高1」
え!?高1!?
「同い年!!」
うそー!!
てっきり年上かと思ってたよ!!



