その日の夕方、私はお母さんにちょっとした買い物を頼まれた。
コンビニで買えるものだったため、私は近くのコンビニで買うことにした。
黒髪のロングストレートの髪をポニーテールにして結んでから家を出る。
コンビニについて、頼まれたものを買う。
「えー……と、何だったっけ?あ、牛乳とチーズか……」
買い物をすませ、コンビニを出た少し先の細い道に出ると、目の前には高校生らしき男の子たちの集団が、地面に座り込んでいた。
……邪魔だし、ちょっと怖いんですけど。
通れなくてその場に立ち止まっていると、一人が私に気づいた。
「あ、ごめんねー邪魔だよねー」
と言ったので、どいてくれるのかと思ったら……。
「お前どいてやれよー」
「やだよ、面倒くせぇ」
なかなかどいてくれない。
あー、もう!
いいから早くどいてよ!!
そう心の中で叫んだとき。