「こんにちはー!」 「千愛実ちゃん、今日も元気だね!」 「うん!」 受付を済まし、いつもの診察室に向かった。 「失礼します!」 ガラッと扉を開けると、私の担当の先生、野崎先生という若い女の先生がいた。 野崎先生はお姉ちゃんみたいに優しくて、話しやすい人。 「千愛実ちゃん、今日はどうする?いつも通り?」 「うん、カウンセリングをお願いします」 「オッケー」 そして私は、カウンセリングを始めた。