「今日暑いからアイス食べよー!」


「俺は食べたくない」


「そんなこと言わないでよ!付き合ってよー!今日30%オフなの!」



「あっそ」






言い合いをしながら歩いていると、急に驚いた顔をした愁季が目の前に来た。




……なんでコイツ、そんなに驚いてんだよ。





「りゅ、龍牙!?」


「なんだよ」


「おおおお前っ!いつの間に……そんな話っ……そんでいつもなら、スーって……どうした!!?」




いやいや、お前の方がどうしたんだよ。




「お前、日本語話せよ」


「話してんだろーが!」


「何言ってんのか分かんねぇよ」