取り合えず、いくつかの部屋を開放し、適当な人数で区切り、部屋に招きいれた。 開放した部屋は全部で4つ。 きっとこれからも増えるだろうな…… その状況を見て俺は一つだけ決まりを作ることにした。 俺だってこの先ずっとこいつらの面倒をみれる保証はない。 俺が面倒を見れなくなれば、こいつらは必ず行き場をなくし、踏み込んではいけない場所へとたどり着くだろう。 それじゃあこいつらを守ったことにはならない。 康さんの意志を継いだことにはならない気がした。