康さんの葬儀が行われてから、一週間が過ぎた頃倉庫は閉鎖された。
康さんの力により自由に使えた倉庫は取り壊しがされる予定だ。
ここに集まっていた奴らの居場所がなくなる……
きっと居場所がなくなった奴らは街をふらつき喧嘩をしたり、危ないことに手を染めてしまうだろう。
“康の意思をついで頂戴”
“守ってあげて”
“安心して出入りできるような街にして”
レイカの言葉が毎日頭の中を巡っているけど、俺は何をすればいいのかわからなった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…