車の窓から見上げたそこは立派な概観のホテル。 「降りて」 「あぁ」 女の後に続いて中に入るとそこはラブホテルだということに気付く。 入ったことなどないし、なんでここに来たのかもわからない。 「行きましょう」 俺の腕に手を絡ませてエレベーターのボタンを押す女。 コイツは何を考えて…… 遊ばれてるのか?!なんて考えながら、エレベーターの中へと入ると強引に唇を押し当てられた。