「カズ!!タクシー拾って来い!!」 「亜美!!亜美……」 カズはその場に泣き崩れ、俺の声に耳を貸さない。 「カズ!!亜美を殺したいのか?!タクシー拾って来い!!」 俺の怒鳴り声にカズはビクッと体を揺らし、俺の顔を見上げると、涙を拭い部屋を出て行った。 俺もカズの後を追い、マンションを出る。 頼む。 頼むから…… 間に合ってくれ。