バース(アイシテルside伸也)


亜美からは案の定「わからない」という言葉が返ってくる。



「いいか、これからは何でも話せ」



俺は話してほしい。



もう一度信じてほしいという思いを込めて、亜美に再び話しかける。



でも、亜美から返ってきた言葉は「わからない」の一言。



もう失いたくないんだ。



守ると約束した奴等の傷つく姿は見たくねぇんだ。



「何でお前はそんなんなんだよ。ほっとけねー」



縋るように俺を見つめる亜美が愛おしくてたまらない。



俺は生まれて初めてこの女が欲しいと思った。



自分の手でどうにかしてやりたいと思った。



「お前、俺の女になるか?」



いつでも側に置いて守ってやりたい。



その想いが溢れ出し、俺は生まれて始めての告白ってやつをしたんだ。



「えっ?!」



「嫌か?」



「嫌だ」



そんな俺の一世一代の告白を簡単に断りやがる亜美。