Shotに着き、階段を上っている途中、俺の服を掴んでいる亜美の手の力が段々と弱くなり、気になって振り返った途端に亜美は崩れるように倒れこんでいった。 取り合えず、ダランと力の抜けた亜美を抱きかかえ部屋へと運びソファーに寝かせる。 「亜美」 体を揺すっても目を覚まさない。 見れば見るほど、痛々しく痩せ細った体…… 瞑っている目じりから一筋の涙が零れ落ちた。 「何か抱えてるんだろうな。こんな体で……」 俺はそっとその雫を指で拭き取った。