「確かに、色々教えてもらったほうがよさそうだ」 この街は危ない。 一本道を間違えると二度と帰って来れないような危ない道もある。 この街へ来て3日目にそう感じて、遼といる事を了承した。 「じゃあ、名前くらい教えてくれよ」 「伸也」 「俺は遼」 これが俺達の出会いだった。