それから俺の生活はshotとマンションの往復、たまに女といった感じで日々は繰り返されていった。 19歳になったばかりの夜、道端に倒れている女を見つけた。 殴られたあざに乱れた服…… やられたんだな。 そう思い、女の横を通り過ぎた。 この街に制服で出入りするなんて、やって下さいと言っているようなもんだ。 可哀想だなんて思えない。 知っていて来たなら自業自得。 知らずに来たなら運が悪かった。 俺はそんなふうにしか思えない。