「今日は特別だぞ」 「いいの?」 猛の顔にパーッと笑顔が広がる。 「その代り、何か教えてくれよ。猛が口を開かなきゃ力になれねぇだろ」 「わかった」 猛はパタパタと走りながら、楽しそうに手伝いをしていた。 きっとコイツはもう大丈夫。 俺の中でそんな確信があった。 猛はきっと沢山の辛い事を乗り越えてきた。 だから、もう大丈夫。 俺がこの手で守ってやるよ。