「そんなの、認めるワケないじゃん!!!」





 リヴィングのドアを

 力いっぱい閉めて

 自分の部屋に閉じこもった。





 サイアクだ!!





 せっかくの14歳のバースデー





 ケーキも



 ご馳走も



 プレゼントも





 何もないまま

 終わるなんて……。










「本当に、サイアク……」