美里がその高校生の背中を

 バン、バンッ!!

 と、叩いて言った。





「……」





 こっ、高3!?





 あたしと

 4コ違いのギリパパ!?





 ブチッ、と

 あたしの中で何かがキレた。







「バッカじゃないのっ!!??」







 信じられない



 あり得ない!!





 何考えてんの?



 美里。