小さくなる悠の背中にポツリ。私は呟いた。





「何の刺激もないし。」





何だか私を頼るとこが可愛くて悠と付き合いはじめて2年とちょっと。






私たちの到達地点はディープキスまで。






エッチなんてしたことないし。






悠がいつも作ってくれるオムライスは美味しいけど






私が求めてるのはガキの手作りオムライスじゃない。







もっと甘い、キケンな恋をしたい。






もっと激しくて深い愛を感じたい。






だってじゃないとガキじゃない。まるで彼氏ってペットを養う飼い主じゃない。








私は持っていたタバコに火をつけてふぅ、と一息ついた。