その夜、私は泣き続けました。 “飽きた” 飽きられるんだったら、 嫌われたほうが良かった…… そんな私に、躊躇いながらお母さんは言いました。 「ご飯よ?」 「分かったっ…」 もちろん、ご飯なんて口に入りません。 大好物だったりんごも、 見るのも嫌になりました。