そしてーーーー…。



一ヶ月弱たったある日。



「気持ち悪い………」



私はそう言って、食事中席を立った。



「大丈夫か?」


颯太が隣で背中をさすってくれている。



この事について、覚えがあった。


「颯太。もしかしたらだけど………」



颯太も察してくれたらしい。


すぐに



「ちょっと薬屋言ってくる。」



と猛スピードで走って行った。



そして、検査をした。


結果は、










やはり、陽性だったーーーー…。




「出来てた、みたい。」



私は、颯太はきっと喜んでくれると思った。




でも



「そっか………」




どうして?どうして、そんなに悲しそうな顔をするの?



「嬉しく、ないのーーーー…?」