〜楓side〜



私は、子供を亡くした。


嘘だと思いたかった。でも、颯太やお母さんの反応で事実ということ悟った。



同時に、今までよくしてくれた人への申し訳なさでいっぱいになった。



"ごめんなさい………ごめんなさい………"



ひたすら謝り続けた。




不安にもなった。



私にはもう、なにもない………

誰にも必要とされてない


また、前みたいに皆に捨てられる
って………………



でも颯太は違ったね。



"お前以外に誰がいるんだよ?"



抱き締めながらそう言ってくれたよね?


私は、その言葉にとても救われたよ?



ありがとう。



颯太