手術開始3時間後 手術中ランプが消えた。 先生が出てきた。 「場所を移して、話しましょう。」 やけに深刻だった。 俺と、お母さんは別室に案内された。 覚悟して聞いた、 「楓は、大丈夫なんですよね?」 「はい。楓さんの命に別状はありません。」 良かったと、思った。 「ただーーーー…。」 「お腹の赤ちゃんは………もう………………」 言葉が出なかった。 お母さんは隣で泣いていた。 あぁ、どうして、神様はこうも、不公平なのだろう?