バタン

リビングに戻れば、椿がまっていた。

「おまたせ、はやいね。」

「まぁ、男だしね。」

「それにしても心、かわいすぎ、外にだしたくない。」

なんて直球でいってくる彼。

「椿だって、カッコよすぎ。皆ほれちゃうね。」

なんて、いやみったらしく言う私はいがいに独占欲があるみたい。

「俺は心だけだし、心は俺だけでしょ。」

「あたりまえ。いこっか。」

なんてずっとわらっていたい、とおもったのは、ここだけの秘密。