「馬鹿しんがき。顔真っ赤で授業行けないじゃんかよ。」

しんがきにぶつけてみる。
もういいや。
全部言っちゃお。

「ばーかばーか。しんがきは何でも私の上行きやがって。ていうか私、本当は、本心じゃしんがきの身長なんて気にしてないんだよばーか。っていうか私何言ってんだろうね。」

うん。本当に何いってんの私。


「あっ、ファーストキス。奪った仕返しはいつかしてやるからなっ。ばーか。私にいつも意地悪する罰もねーー!!私にしか意地悪しないし、嫌ってるくせにキスなんてすんなっ!」


ふぅ、

全部言った。


もういいや、

隣のベット空いてるし寝ちゃお。


さよなら私の意識。