付き合いだして半年も経つ頃、雅弘の束縛はますますエスカレートしていった。

電話、メールは当たり前。

話しをしていても、疑われっぱなし。

『俺の家に来い』などと、私の都合も聞かず言ってくる。


突然、私の住む町の駅に来ているから迎えに来いなどと言う時もあった。

その為、私は学校は休みがちになり外泊も多くなっていた。

こっそり、雅弘を家に泊める事もしばしばあった。