年が明け、正月の三が日も過ぎ雅弘から泊まりの誘いがきた。


私は、洸くんとやり取りを続けていた。

雅弘との、電話が終わりその後に洸くんと電話をする。


クリスマスから洸くんと出会い、洸くんからメールがきて、短期間だったがお互い知り合えば知り合うほど話したくてしかたなかった。


やり取りをしていくうちに、洸くんの深い所まで知る事が出来た。




本当に深い事まで…



私と洸くんは生い立ちの境遇が似ていたし、価値観がとても合った。


洸くんになら、雅弘に話せない事も自然と話せた。


自分を否定されない、なんでも聞いてくれる。


洸くんとの電話は私にとって癒やしの安定剤になってくれていた。